「どんどん変化していく、東京の街の景色が面白い」……LONO BRAZIL 3に聞く、東京ナイト・ランニングの魅力
2020-03-04

「どんどん変化していく、東京の街の景色が面白い」……LONO BRAZIL 3に聞く、東京ナイト・ランニングの魅力

Activity

ランニングすることをライフワークにしている人たちにとって、旅先で走ることはひとつの楽しみ。特に異国の地で、その街の空気感を感じながら、いつもと異なった景色の中で走ることは、ランナーにとって至福の時間なのではないだろうか。重い荷物を持たずいつものように身軽な格好で走っていると、その街に一気に馴染んだ気分になるし、なんせ走りながら街の様子を伺えるという利点もある。

ニューヨークに生まれ、東京、シカゴ、ロサンゼルスで育ったLONO BRAZIL 3は、ランニングをライフスタイルに取り入れているランナーの1人だ。本格的にランニングを始めたニューヨーク時代は、バー・ホッピングも取り入れ夜の街を走る「RASACLUB」に所属し、日本へ帰国後は、NIKEのランニングエキスパートとして活躍。現在は、原宿にある人気ファッション・セレクトショップ「UNION TOKYO」のストアマネージャーとして働きながら、ランニングをひとつのストリート・カルチャーとして捉え、東京を拠点に世界中の街を走り続けている。そんな生粋のランナー、LONO BRAZIL 3に東京ナイトランニングについて話を聞いてみた。

  • ―最近は、東京のどのあたりを走っていますか?

    LONO BRAZIL 3 西東京以外はなんだかんだ走っていますね。東京マラソン2020に出るので、東東京は走っています。浅草、清澄白河、銀座から豊洲、レインボーブリッジを走って渡ってお台場へ行ったりだとか。豊洲やお台場あたりは、東京の膨大な夜景が綺麗でビジュアルがすごいですね。普段は、住んでいるとことが原宿なので、渋谷、新宿、原宿、恵比寿あたりを走っています。僕は、「AFE(Athletic Far East Club)」というランニングクルーに所属しているんですけど、毎週水曜日の夜に集まって、池尻大橋から246を走って渋谷へ向かったりして毎回5キロくらい走っているんです。

  • ―東京の夜を走っていて、良いなと思うことは何ですか?

    LONO BRAZIL 3 他の国の街と比べて面白いなと思うことが、東京はすぐに建物を壊すので、特に僕たちが走っている渋谷あたりは、ここ最近毎週光景が変わっていくんですよ。なので新しい建物ができたら観に行こうとかありますね。それと恵比寿と渋谷の間もこの数年で変わってきているので、ランニングでよく通るようになっています。渋谷の南口あたりは川沿いも綺麗になってエスカレーターもあるので、東京のネオ感があっていい感じなんです。新しい建物がどんどんできている、その変わりっぷりが東京らしいというか。建て壊す文化は寂しさもあるんですけど、建物が変わったら変わったでビジュアル的に面白いので、それがランニングをする際に日頃のチェックポイントになっていくんですよ。


    ―確かに東京オリンピックを目前にして、会場の近くはもちろん、渋谷周辺の変わりっぷりには驚きます。毎週何か新しくできている感じがしますし。

    LONO BRAZIL 3 世界をみても、東京くらいだなと思います。なので特に渋谷周辺は走っていて面白いですね。もうすぐ宮下公園(渋谷)にも建物ができますけど、最上階が公園になって走れるようになると聞いているので楽しみですね。

  • ―夜景が見えるお台場方面はどうですか?

    LONO BRAZIL 3 昨年末、池尻大橋から晴海のオリンピックの選手村があるあたりを通って、新豊洲まで走ったんですけど、あの辺りも面白いですけどね。空が広くて、建物が高い。東京の壮大な夜景を観ることができます。新豊洲まで向かう途中、目黒の線路の下にあるトンネルを潜ったんですけど、その車道が高さが130センチくらいしかなくて、そこをしゃがんで通り抜けたんですけど、そのトンネルがそのままレインボーブリッジまで続いているんです。トンネルを潜ると、一気に景色が変わるんですけど、そのトンネルがまたいいんですよ。


    ―浅草周辺も走っていらっしゃいますよね。

    LONO BRAZIL 3 浅草へ行くときは、日比谷のランニングステーションに集まってそこから行くことが多いです。皇居周りにはたくさんランニングステーションがあるので便利ですよ。それと電車で浅草まで行って、そこから走って帰ってくるということもしています。

  • ―ここ数年で積極的にDJもされていますが、東京のナイトライフシーンをどう思いますか?

    LONO BRAZIL 3 東京のナイトライフシーンは、相変わらずなんじゃないでしょうか。たいてい人で賑わっていますよね。勢いもあると言えばあるし、最近は海外のお客さんもすごく増えているし。海外の人たちがいると、遊び場の雰囲気が良くなったりするのかなと感じることもあります。東京はいろいろなタイプのクラブがあるし、イベントもそれぞれカラーがあって面白いですよ。


    ―日本のナイトライフシーンに期待することはありますか?

    LONO BRAZIL 3 日本には、フラっと立ち寄れる路面店のバーが少ないと思います。例えば原宿から渋谷にいくときに大通りを歩いていても、路面にフラッと立ち寄れるバーがないんですよ。居酒屋などはほぼ雑居ビルの中に入っているし。アメリカでは路面にあるバーのことを「ダイブ・バー」と言うんですけど、気軽に入れるバーがたくさんあるんですよね。それで、「バー・ホップ」と言って、バーでお酒を一杯飲んで、次のバーへ行ってまた一杯飲んで、とホッピングして行くみたいな。ニューヨークでランニングクルー「RASACLUB」で走っていたときは、走りながら途中バーに寄ったりしていたんですけど、それは路面にバーが多いニューヨークだからできたことなんだと思います。何なら向こうだとバーの人たちが、「ここから走れば?」とかいう人もいるくらいなんですけど、そういうことが日本ではあまりできにくい感じがします。深夜にクラブへ遊びに行く前とか、夜の9時~12時くらいに、気軽に過ごせる路面店のバーが増えたらいいなと思いますね。


    ―ところで最近ランニング用にDJミックスを作ったそうですが、東京を走る人たちに、是非聴いてもらいながら走っていただきたいですね。

    LONO BRAZIL 3 初めてランニング用に作ったんですよ。なんだかんだDJをするとき、僕の中では毎回走っている感覚でやっているんです。1人で走っているときはたいてい音楽を聴きながら走っているんですけど、音があるとテンポも良いし、動きが違うんです。なのでランニングをしているときの雰囲気を落とし込んだミックスを作ってみました。約50分くらいなんですけど、走るのにちょうどいいと思うのでランニングをするときに是非聴いてみてください。


    LONO BRAZIL 3 DJ MIX for Running
    https://www.mixcloud.com/lono-brazil-iii/provider-vol1-mix-by-lb3/

  • ▷AFE(Athletic Far East Club)

    LONO BRAZIL 3が所属しているランニングクルー「AFE」では、毎週水曜日の夜に集まって、毎回5キロほどナイトランをしている。最近は、池尻大橋で集合をして渋谷近辺をラン。ランニング参加希望の方は、「AFE」のInstagramからダイレクトメッセージを送ってみて集合場所など確認をしてくださいとのこと。

    Instagram afe tokyo
    https://www.instagram.com/afe_tokyo/?hl=ja



    Photo:Reiji Yamazaki
    Text:Kana Yoshioka

Tags

Spot Information

Related Articles

MOST POPULAR

MOST POPULAR

Sorry, no content matched your criteria.